2011年2月12日

反省してもらいたい時

今日、子どもを指導している時
ふと感じたことですが

一生懸命やったことを失敗し、それを人から叱られる・・・。
だれでもうれしいものではありませんよね。

子どもは叱られた事だけに反発してしまい
自分の失敗を反省する機会を失ってしまうことがあります。




その点、黙って「やり直し」をさせるなどすると
子どもなりに自分の失敗を分析して、
同じ失敗は繰りさないように注意するようになります。
その時に効果的なアドバイスをすると素直に納得します。


人から、「あぁしろ、こうしろ」と言われると
人は指示に従っているだけで済むから自分で考えることをしなくなるものです。
これでは、指示された時は何とかうまくやれても、
次に自分でやる時は同じ失敗を繰り返してしまう事にもなり得ます。
勉強でも同じです。

子どもに反省させるなら、
叱ったり、注意したりすることよりも、
むしろ叱る前に「やり直し」をさせる方が
子ども自身に「なぜそうなのか」を考えさせる事にもなり
結果的に責任感を持ってもらう事にもなるので、
より深く反省してもらえるといえます。

今日もこのことを学ばせてくれた子どもたちに感謝。感謝。