2010年11月20日

褒め上手は、子どもを伸ばす必須アイテム


人前で、自分の子をホメる事は、
謙遜を重んじてきた日本人の感覚からすると、
高慢に思われるかも知れません。

が、自分と子ども2人きりの時にほめて、人前でけなしたり叱ったりすると
子供のプライドはひどく傷つけられます。

褒め方の下手な人は、人前で褒めずに
みんなの前で叱ってしまいます。  
 
大人でもそうですが、子どもにとって
叱られる事自体は別にたいした事でなくても、
ひとの前で叱られる事ほど辛くて悲しいものはありません。
 
人間は一対一で叱られる事には、あまり抵抗感はありませんが、
第三者の前で叱られると「恥ずかしい、憎い」など、辱めを受けたという気持ちが残ります。
子供の繊細な気持ちも考えずに、見せしめのためにみんなの前で叱る事は、この最たる例です。
 
反対に人前で褒められると
「恥ずかしさ」はあるのですが、”照れ”のようないい恥ずかしさで、
嫌な気はせず、心の奥底ではかなり”うれしい”はずです。
さらに、子どもは一度褒められたことをよく覚えていて、
次も同じように”褒められたい”から、ますます頑張ります。
 
このように考えると、褒め方一つで
子どもたちのもっている力を、ぐーんと伸ばすことができます。
 
 
だから、いつも子どもを褒めようとする姿勢でいようと心掛けています。
 
ピンポイントで子どもが「うれしい~」という気持ちになる褒め方ができるように・・・。
そして、自然に子どもたちの”いいところ”に目がいくように。