昨日、公立高校の推薦入試の発表がありました。
リリーアカデミアの子たちも無事合格することができました。
本当におめでとうございます。
本人はもちろん、保護者の方も
さぞお喜びのことかと思います。
本当に本当におめでとうございます。
合格したからってわけではありませんが、
入試に関していつも思うことがあります。
それは受験者本人がどのくらいその学校に入りたいのか?
ここが本当に重要だということです。
「先生のおかげです!」なんて普段はほとんど言ってもらえないお言葉を
子どもたちから頂戴しました。
(もちろん、すごく嬉しいですし、もっともっと言って欲しいです 。(冗談です・・・)
が、本当のところそんなことはありません。
私たちは当然のことをしたまでであって、
志望校合格のために、小学校低学年の頃からコツコツと学習し
実際に力をつけていってくれたのは紛れもなく受験者本人です。
塾の先生や塾の力などはその微々たるものにすぎません。
塾の講師にそんな力があるのであれば、塾生全員を同じレベルにまで
上げることが出来るはずです。
でもそれは実際にはありえない非現実的なことなのです。
受験突破や学力向上に魔法のようなモノが使えるのであれば
もうとっくに使っています。
しかし、そのようなことができないからこそ
どうしたら子どもたちががんばってくれるか、
ということに感情的にも科学的にも
もっともっと研究していくことが私たちの課題であると思っています。
今回受験に合格した子たちは、
正直、受験の前までは「大丈夫かな?」と心配でたまらなかった子たちです。
最初から優秀で、「どんどん上を目指していきましょう↑」
というタイプではありませんでした。
でも、最後はそんなタイプの生徒が本気になって急成長してくれました。
これからも、もっともっと成長していくことと思います。
私たち講師は、志望校合格ももちろん嬉しいのですが、
その成長の一端を見守ることができたことが一番嬉しいのです。
※ただし、受験が終わったからと言って、勉強が終わるわけではありません。
高校入学の準備もありますし、
公立の一般入試を受験する仲間にエールをおくる意味でも
浮かれることなくしっかりと学習してもらいます・・・。