2010年11月26日

~信じてあげること~


子どもは大人が見ていないところで成長していきます。
「うちの子たちはなかなか成長しないなぁ~。」と、思うのは

ずっと見続けているからです。
(久しぶりに会った親戚の子や他所の子を見て、
すご~く成長したなぁ~と、感じたことありますよね?)


じっと見続けていると、成長を感じにくくなりますし

逆に成長が遅いと感じ、つい余計なことを言ってしまったり・・・。
 

特に身近な子たちと比べたりしてしまったり・・・。
「△△の○○ちゃんは、できるのに、なぜできないの?」

こんな言葉をつい言ってしまいがちです。


実際、他の子どもたちに比して、能力差があるわけではありません。

成長のスピードに個体差があるだけなのです。
子どもの成長には必ず波があります。速くなったり、遅くなったり。
こんな時は、子どもを信じてあげることです。
子どもは、信じられていると思うことで、自信を持ちます。
いくら言葉で「自信を持て」と言ってもダメです。

常に「できるんだ。」と信じて見守ってあげることです。

ずっと信じて温かく見守っていれば、必ず伝わります・・・。必ず・・・。

以心伝心。

 

子どもが失敗しそうな時に、口出しした方が楽な時が多々あります。
しかし、そこでも、グッとこらえなければなりません。
 

人は誰でも間違いや失敗の中から覚えていかなければならないことがあるからです。
間違える手前で「ダメダメ、そうじゃない。」と言われたら、
いつも手助けが必要なってしまい、

いざ、自分だけでしければならないことでも
手助けを必要としてしまうからです。

目の前で間違えるとわかっていても、じっと我慢して、
一度間違えさせてでも、その子自身の力で覚えさせることが大切です。
”失敗は成功の母”とあるように何度失敗しても
成功するまでチャレンジする強い精神力を養えるように・・・。


※様々な心の葛藤、置かれている環境の制約や期限などあって、
いつでもとはいかなくても
「できるだけ信じて見守りましょう!」と自分に言い聞かせています。




















2010年11月20日

褒め上手は、子どもを伸ばす必須アイテム


人前で、自分の子をホメる事は、
謙遜を重んじてきた日本人の感覚からすると、
高慢に思われるかも知れません。

が、自分と子ども2人きりの時にほめて、人前でけなしたり叱ったりすると
子供のプライドはひどく傷つけられます。

褒め方の下手な人は、人前で褒めずに
みんなの前で叱ってしまいます。  
 
大人でもそうですが、子どもにとって
叱られる事自体は別にたいした事でなくても、
ひとの前で叱られる事ほど辛くて悲しいものはありません。
 
人間は一対一で叱られる事には、あまり抵抗感はありませんが、
第三者の前で叱られると「恥ずかしい、憎い」など、辱めを受けたという気持ちが残ります。
子供の繊細な気持ちも考えずに、見せしめのためにみんなの前で叱る事は、この最たる例です。
 
反対に人前で褒められると
「恥ずかしさ」はあるのですが、”照れ”のようないい恥ずかしさで、
嫌な気はせず、心の奥底ではかなり”うれしい”はずです。
さらに、子どもは一度褒められたことをよく覚えていて、
次も同じように”褒められたい”から、ますます頑張ります。
 
このように考えると、褒め方一つで
子どもたちのもっている力を、ぐーんと伸ばすことができます。
 
 
だから、いつも子どもを褒めようとする姿勢でいようと心掛けています。
 
ピンポイントで子どもが「うれしい~」という気持ちになる褒め方ができるように・・・。
そして、自然に子どもたちの”いいところ”に目がいくように。


 
 

2010年11月12日

苦手克服を考えたとき

子どもの苦手意識を取り除く方法として、


親や指導者が「苦手である」と決め付けないことです
ここが最も重要です。
本人はもとより、周りが決めつけてしまっては
せっかく伸びるモノも伸びなくなってしまいますからね・・・。


次に、「小さな成功の積み重ね」を体感させることです。
「小さな成功の積み重ね」とは

算数・数学ならば、単元を細~かく分けていき
得意なところか、必ずできるというところまで戻り、
過去に間違えて苦手意識が芽生えてしまった箇所を発見し、
苦手だという意識を取り除き、一歩一歩ゆっくりと、
自分で”できた”と実感するまで続けることです。

そうすれば自信が育まれ、
結果として実力(成績・学力)が表に出てきます。
学習との向き合い方やアプローチの仕方で、
人によっても異なりますが、他へもいい影響が出てきます。

このような流れに乗った場合、
「努力」というよりも「楽しむ」意味合いが強くなり、
積極的な状態がどんどん波及し
学習を取り巻く親子関係や友人関係などにも影響し、
学習環境そのものが”より良く”なります。

学習における「小さな成功の積み重ね」ですが、
これは大人、社会人においても、共通して言えることです。


子どもたちに、義務教育の学習を通して伝えられることは、
決して高い得点を取るという表面的な意味合いだけのものではありません。

2010年11月6日

〆切前に思うこと

中学校では、3週間後に期末テストが始まります。
高校3年生は来週、集大成と言うべき学年末テストを控えています。


普段から余裕をもって
地道にコツコツとやっておけば楽だとわかっていても
コツコツとが難しいようです。
かく言う自分もブログ更新するのが
いつも金曜日のシンデレラタイム前になっているので
子どもたちと一緒ですかね(笑)

でも、やると決めたことは
きちんとやっているので、競っているわけではありませんが
子どもたちに負けていませんよね。。。(苦笑)

自分以外の人の習慣なんて
そう簡単に変えられないし、なかなか変わらないので。

まずは、自分を変えてみよう!!
早めの行動ができるように!!

子どもたちが変化を感じて
日々の積み重ねが大切だと感じてくれるように・・・。