2010年10月9日

「教育」を通しての「共育」

学習塾には本当にいろんな子がやってきます。
勉強が好きな子から、あまり好きじゃない子
「勉強なんて大っきらい、勉強なんてなければいいのに」
という子までやってきます。かくいう自分もそうでした・・・(汗)
でも、いろんな子がいるおかげで
勉強に対して、そして子どもたちに対して、
柔軟に対応しようとする視点を持てるようになりました。感謝。


だから、当教室では
勉強が好きな子にはすごーく!好きに!
あまり好きじゃない子には、少し楽しいかも?ぐらい?
大っきらいな子には、少しでも学ぶ楽しさを知ってもらい
大っきらいレベルがきらいかな?レベルに。


大っ嫌いだった子が、
きらいだったけどちょっと楽しくなってきた(嬉)というように。
少しでもプラスになるような指導を心がけています。


実際に学校のテストで30点~40点もアップして
生徒が学習のおもしろみを知ったり、目標を達成する喜びを覚えたり、
将来の目標を考えついたりすることがよくあります。
何がきっかけで、いつそうなるのかもわかりませんが。
絶対に子どもたちは変わると信じていますし、実際に変わります。
その姿を見ていると、自分も「頑張ろう」、「何か始めようかな」という気になってきます。


教育というと一般的に”親”や”大人”が”子ども”に対して行うもの
だと考えられがちです。


確かにそういう場面を「教育」と言うわけですから
当然と言えば当然ですが、
実際に”子ども”から教わることも多々あります。


まさに「教育」をしながら共に育つ
「共育(きょういく)」ですね。




私たちは生ある限り、成長し続けます。
いろいろな世界や事柄から学び、気づかされます。
だから、どんな子どもたちとも常に良い関係でいられるように共に学び、
いい意味で刺激しあい、成長できるように”大きな愛情”をもって
柔軟に接する姿勢を心がけておきたいと思います。