2010年10月15日

漢字検定という”教材”

漢字検定はすばらしい”教材の一つ”と考えています。
リリーアカデミアでも今月末に実施致します。

準2級~1級になると
マニアックな知識のような要素が強いですが、

小学生範囲の10級から5級までの学習は
是非とも小さい頃から始めて欲しいと考えています。

国語力は何と言っても「読書に勝るものはなし」と言われますが
その前段階の話で、読書をし、つまらないと感じるのは
意味がさっぱりわからないからだと思うのです。
 
マンガが読めるのに、文庫などが読めないのは
読解力の前に語彙力に問題があるからです。
マンガの場合には、語彙力を補う画がありますが
文庫等には画がありませんからね・・・。 
読書をするために必要な1つ1つの
”ことばを知るおもしろさ”を感じながら進められるのが
まさに漢字検定の勉強だと思います。
 
漢字、一字一字の意味や成り立ち、熟語やその構成を学ぶことができ
文章を理解するのに必要なことばの意味に関する部分を、
漢字検定では鍛えられるのです。
さらに検定に合格すれば級がもらえ、また学ぶ意欲がわきます。
 大好きなプラスのスパイラルが自然に生みだされます(嬉)
そうすれば嫌いだった読書にも気が向き始めます。
(本当は、嫌いなのではなくわからなかっただけなんです。)
一般の人がコトバの意味が難解な哲学書などを読まないのと同じですね。
 
 
子どもたちは級取得という目標に向けて一生懸命学んでいます。
こちらは国語力をあげてもらうという目的達成のために
漢字検定というすばらしい”教材”をうまく使用する指導をしています。