子どもは成長しようとする時、必ず目の前にいる人とぶつかります。
避けては通れない壁にぶつかるようなものです。
大人は子どもがぶつかって来たときに、逃げてはいけません。
なぜなら、子どもがそこで何も学べなくなってしまうからです。
子どもとぶつかるには膨大なエネルギーを使うし、
嫌な思いや怖い思いをするかも知れません。
また間違ったことを教えて、失敗したくないという理由で、
つい逃げてしまいたいということがあるかも知れません。
しかし、教育は間違うことから始まります。
毎日が試行錯誤の連続です。
子どもが成長しようとして、ぶつかってきたのなら、
それをきっかけに、こちらも成長するために、
素直に、失敗を恐れず子どもにぶつかっていけばいいのです。
ぶつかることで、子どもは本気を学び、大人も子どもの本気を学びます。
教育はぶつかり合いです。
いい話をして説得してあげることも大切ですが、
きれいごとを並べるだけでは人を教育していく事はできません。
受験の時期近くなると、特に痛感します。
子どもはぶつかり合いを求めてきます。
精神的な成長をして大人になろうとして・・・。
こちらも、子どもの乗り越える壁となるべく
受けて立ちます・・・。