2010年12月18日

”にんじん作戦”

当たり前のことですが、子どもたちも一人の人間です。
一人の人間として、誠実に向き合っていかなかればなりません。

だから、いい加減なことはできません。
自分が人からされたら嫌だなと思うことは、
子どもに対してなるべくしないほうが良いでしょう。

例えば、保護者のみなさんも子どもの頃にこんな経験をしたことありませんか?


「テストで○○点以上取れたら、ゲームソフトを買ってあげる」というような約束を。

ご褒美のために頑張ったのにも関わらず
ご褒美をせがんだら、

親「あれっ・・・そんな約束したかな?」 「自分のためになったんだから、いいでしょっ」
子「・・・(涙)(怒)」ということが。

「これを達成したら、あれをあげる」というような”ご褒美”の約束をした場合
必ず約束を破らないよう気をつけましょう。

自分にとっては、子どもとの約束など何気ないもののように思えても、
子どもにとっては、親と交わした大切な約束です。

信頼を裏切らないようにするのは、相手が子どもであれ大人であれ同じことです。
保護者のみなさんや我々塾講師も然りです。

それに、いつもいつも”にんじん作戦”を使っていたら
ご褒美のためにしか頑張れなくなってしまうので
使うときは”ここぞ”という時にとっておきましょう。

受験生がいるご家庭では
あと一月もすると、まさに”ここぞ”という”時”が迫ってきます。


”にんじん作戦”のご利用は計画的に・・・。